年賀状について、思うこと
私は今、正月休みなので実家にいる。
でもアパートに返ったら年賀状は何枚か届いているだろう。
彼とも最初の2年間は年賀状のやり取りをしたっけ。
2011年と2012年。
遠距離だし、いつもメールだけだと味気ないからって。
何でその後はやり取りしなくなったんだろう。お互い忙しかったからかな。遠距離じゃなくなったからかな。理由はよく覚えていない。
メールとか電話はしていた気がするけれど。
ずっとやり取りしていれば良かった。
彼に関することは、少しでも形にして残しておきたいと思う。
現に2年分の彼から送られてきた年賀状は私の宝物になっている。
彼の直筆で私の名前が書いてあるしね。
彼の直筆なんて、前はいつでも書いてもらえたのに、今となっては本当に貴重なもの。
2016年年始。
彼がいなくなって1ヶ月も経っていなかった。
事情を知らない人から年賀状が来たけど、メールで事情を伝えることしかできなかった。
連絡先がわからない人には何も伝えなかった。
気力がなかったとはいえ、今から思うと何て不義理なことをしたんだろうと思う。
2017年の年始。
流石に昨年と一緒はマズいと思ったが、年賀状を出す気にはなれず、寒中見舞いだけ出した記憶がある。
そして今年。
久しぶりに年賀状を出そうと思っている。
(まだ書いてないのかよ!という感じですね)
私の中で新年を迎えたことは全然めでたくない。むしろ苦痛。
それは2年前から変わらない。
でもその思いを他人に押しつけるわけにもいかない。
形だけでも取り繕っておかなくては。
来年。2019年をもし迎えられるのであれば、今度はしっかり自分から年賀状を出したい。
一歩一歩。
こうして振り返ってみると少しずつだが変化している。
こんな小さなことでも進んでるって言っていいのだろうか。