いつかあなたに逢いたい

2015年12月に6年付き合っていた最愛の彼を喪いました。
正直どう生きていったら良いのかわからないまま・・・今を過ごしています。

久しぶりの夢の中でのデート

昨日は帰ってきた後、疲れていたせいかあっという間に寝てしまった。


彼が夢に出てきてくれた。
抱きしめて、頭を撫でて、キスをしてもらえた。
あの時の感触・・私が覚えている彼の感触そのままだった。
私はこの時、泣きそうになるくらいの幸せを噛み締めていた。
(夢の中で)だいぶ長い時間、そうしていたと思う。


そしてその後、彼のお気に入りのイタリアンレストランに2人で移動する。
綺麗なオープンテラス席の白いテーブルで向かい合って話す。
今思うと現実では行ったことのない店だったから、もしかするとあちらの世界(?)で彼がみつけた店だったのかもしれない。
「何にする?」と彼に訊く私。
ふと彼の顔をみると顔色が白い。
「具合悪いの?大丈夫?」と私は彼の手を握りながら訊いた。
「相変わらずだよ。心配ないよ」と答える彼。
彼は車椅子になってから体調が全快という日はあまりないと言っていたから、こんな答えになったんだと夢の中では解釈した。
「そっか」と答える私。


そして私はここで一つ過ちを犯した。
実はイタリアンレストランに入った時から、ここは夢の中であること、限られた時間しかないことにうすうす気づいて焦っていたからだ。
なので、あの時の夢のように自分自身を覚醒一歩手前にもっていこうとしたのだ。
少しの間成功して彼の顔や感触が今まで以上にはっきりしたが、その後見事に覚醒してしまった。
結果、彼と夢の中で料理を食べ損なった。
時刻は午前4時50分。
もう少し彼と一緒にいられたかもしれないのに。
やってしまった。


もっと彼といたかったとかやっぱりこっちが現実かぁ、という残念な気持ちが全くないといえば嘘になる。
でも・・でも。
彼とあんなに長い間会えたのは本当に久しぶりだから、嬉しくて嬉しくて。
感謝の気持ちの方が圧倒的に多かった。
目が覚めた後、「ありがとう、〇〇」と言ってしまったほどだ。
彼に聴こえていただろうか。


やっぱり私は彼が大好きだ。
今回の夢で伝いそびれたから、今度会った時は絶対伝えるよ。

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