予想外のところからの孤独感
今日は大学時代の友人の結婚式だった。
私を含めて5人、大学の友人が呼ばれていたが、私以外全員既婚子持ち。
話題はどうしても子どものことになる。
「歩くようになって行動範囲が広がって目が離せない」とか「夜泣きがけっこうひどくみて大変」とか「旦那が育児を軽く考えてる」とか。
どれも私にはわからない話題ばかりだ。
私は相槌を打ちながら、聞くことしかできなかった。
大学時代。
同じ国家資格の取得を目指して頑張った仲。
あの頃は皆が同じ場所にいて、皆が同じ所を目指していると勝手に思っていた。
空気に一体感があったし。
その中に自分もちゃんと溶け込んでいた。
でも卒業からもう5年半。
当たり前だけどそれぞれが進んでいる道は違っていて。
皆、しっかりそれぞれの未来を見ている。
対して私は過去に目を向けたままだ。
なんだか私だけ置いてきぼりになったような、もう皆とは住む世界が違ってしまったような、そんな不思議な感じがする。
ちょっと、切ないな。
結婚式の様子をみてダメージを受けるかと覚悟してきたけれど、友人達との会話で孤独感を感じるとは思ってなかったな。
予想外だ。
やっぱり私はまだまだ前に進んでいるとは言い難い状態なんだと思う。