いつかあなたに逢いたい

2015年12月に6年付き合っていた最愛の彼を喪いました。
正直どう生きていったら良いのかわからないまま・・・今を過ごしています。

髪型

今日、ふっと思い出した彼との何気ない会話。
 負の感情だけじゃなくて、ちゃんと想い出も書き留めておかなくては。


私はもう10年以上ショートカットだ。
大学の卒業式の時に髪をアップスタイルにするために、ミディアムくらいまで伸ばしたことは一時期あったけれど。
私は典型的な面倒くさがりな性格なので、髪を洗うのも乾かすのもさっさと終わらせたいタイプ。ショートカットだと楽だしシャンプーもそこまで消費しなくてすむ。
あと髪の量が多くて硬いため、伸ばすと貞子まっしぐらだ。
それにヘアゴムで束ねても髪質のせいかヘアゴムがすぐ切れる。
まだ髪を伸ばしていた幼い頃、何回もヘアゴムをだめにした。
そんなわけで髪を伸ばすのは辞めていた。


「ナナドゴブって髪伸ばさないの?」
彼からある日突然訊かれた。
「うん、伸ばさないよ。鬱陶しいし。」
そう私は答える。
「ふーん、そっかぁ」
その時はそれで会話が終わった。
そしてまた別の日。
「ナナドゴブ、髪長いのも似合うと思うんだけど」と彼。
「いや、昔伸ばした時もあったけど似合ってなかったよ」と答える私。
「そっか・・」と彼。
この時も会話はそれで終わった。
そしてこれ以降は髪型に関することは話さなかった。


今になって思う。
彼は私のロングヘアを見たかったんじゃないかと。
いや、写真では見せたことあったけどね。
上記の会話は、髪を伸ばしてほしいという彼なりのアピールだったのかもしれない。
それを一刀両断する自分。
可愛くないな・・orz
本当鈍感だな、自分・・
というより、もしそうだったんなら彼もストレートに頼んでほしかったよ。
頼まれても断った可能性が高いけどね(笑)
本当は、どっちだったんだろうな。
ただの世間話なのか要望なのか。
もう彼には訊けないな。それもまた寂しい。


そして今日、この会話を思い出してから、髪を伸ばしてみようかと血迷ったことを考えている。
でも似合わないしな、本当に。
うーん悩ましい所。
どっちか教えてほしいよ、夢でもいいから。

×

非ログインユーザーとして返信する