いつかあなたに逢いたい

2015年12月に6年付き合っていた最愛の彼を喪いました。
正直どう生きていったら良いのかわからないまま・・・今を過ごしています。

彼の葬儀の記憶

彼が入院していた期間。
2015年11月28日から12月4日。
この間、彼が病院にいた時のことはちゃんと思い出せる。
昨日のことのよう、とまではいかないけれど1年半以上前のこととも思えない。
この時のことはブログを始めてから、わりとすぐに書き残したと思う(2月か3月くらいだったかな)
忘れたくなかったから。ちゃんと残しておきたかったから。
彼の経過と自分の心情を。


でも・・でも、いまだにどうしても書き残せていないことがある。
それは彼のお通夜、葬儀の時のことだ。
記憶は断片的には思い出せるのだが、胸が苦しくなって涙が出る。
特に最後あたりの火葬場で嫌なことがあったせいか、思い出すことさえ拒絶している節がある。
今はまだ思い出そうとしたら思い出せるけど、いつかは記憶も薄れてしまうのかな。
そっちの方が、怖い。
だから自分の時間に余裕がある時に、堕ちることを承知で記憶を呼び起こしている。
そして涙を流しながら、まだ忘れていないことに安堵する。
書き残す勇気はまだないけれど。


入院中と葬儀の時。
時期としては離れていないけど、決定的な違いがある。
彼がこの世にいる時か、いない時か。
葬儀の時は呆然としていたけれど、彼がいない現実をつきつけられているのはわかった。
あの時から私の人生は一変した。
地獄の始まりの時だったから、思い出すのを拒否しているのかもしれない。


それでも私の記憶が無くなってしまう前に何とか書き残したいな。
三回忌前ぐらいには。

×

非ログインユーザーとして返信する