いつかあなたに逢いたい

2015年12月に6年付き合っていた最愛の彼を喪いました。
正直どう生きていったら良いのかわからないまま・・・今を過ごしています。

冬のデートの楽しみ

今日は久しぶりに晴れた。

こんな日は、彼とデートしたくなる。


冬のデート。

いつもと違った楽しみがあった。


私は末端冷え症だ。

冬になると手が特に冷えて、酷い時は手が赤黒くなる。

対して彼は平熱が高い。

これは転落事故にあってかららしい。

体質が変わったんだとか。

周りの環境によって冷えやすかったり、逆に体温があがることもあるらしいけど。

「俺の平熱?サンジュウナナドゴブだよ。」

彼はそう言っていた。


私のブログで使っている名前。

「ナナドゴブ」の由来はここからもきている。


話を戻す。

デートの時、彼が車で迎えにきてくれてそれに乗る。

そして信号待ちの時なんかに手を繋ぐと・・・

「うわっナナドゴブ!手ぇ冷たっ!」と彼。

「あー、ごめん。私冷え症だから。」と私。

すると彼は車を停めて、私の手を両手で包んで息をかけて温めてくれる。

「女の子なんだから、身体冷やしちゃダメだよ~」なんて言いながら。


始めは照れてしまったけれど、冬のデートの時は次第にそれが楽しみになった。

歩いている時、わざと冷たい手を彼にくっつけてみたり。

そうしたら、彼が手を握ってくれることがわかっていたから。

私も大概だ。


もう一度、あのぬくもりを感じたい。

「ナナドゴブはまたこんなに手を冷たくして~」って言われたい。

また、手を握ってほしいな~。

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