冬のデートの楽しみ
今日は久しぶりに晴れた。
こんな日は、彼とデートしたくなる。
冬のデート。
いつもと違った楽しみがあった。
私は末端冷え症だ。
冬になると手が特に冷えて、酷い時は手が赤黒くなる。
対して彼は平熱が高い。
これは転落事故にあってかららしい。
体質が変わったんだとか。
周りの環境によって冷えやすかったり、逆に体温があがることもあるらしいけど。
「俺の平熱?サンジュウナナドゴブだよ。」
彼はそう言っていた。
私のブログで使っている名前。
「ナナドゴブ」の由来はここからもきている。
話を戻す。
デートの時、彼が車で迎えにきてくれてそれに乗る。
そして信号待ちの時なんかに手を繋ぐと・・・
「うわっナナドゴブ!手ぇ冷たっ!」と彼。
「あー、ごめん。私冷え症だから。」と私。
すると彼は車を停めて、私の手を両手で包んで息をかけて温めてくれる。
「女の子なんだから、身体冷やしちゃダメだよ~」なんて言いながら。
始めは照れてしまったけれど、冬のデートの時は次第にそれが楽しみになった。
歩いている時、わざと冷たい手を彼にくっつけてみたり。
そうしたら、彼が手を握ってくれることがわかっていたから。
私も大概だ。
もう一度、あのぬくもりを感じたい。
「ナナドゴブはまたこんなに手を冷たくして~」って言われたい。
また、手を握ってほしいな~。