いつかあなたに逢いたい

2015年12月に6年付き合っていた最愛の彼を喪いました。
正直どう生きていったら良いのかわからないまま・・・今を過ごしています。

ポケモンgo

※今回はゲームネタなので、わからない方も多いかもしれません



去年の9月からポケモンgoをやっている。
世間のブームからだいぶ遅れてスタートした。
最初はやらないかもな~なんて考えていたけれど、友人の勧めでやってみると予想以上にはまった。一時期は結構頻繁にやっていた。
歩くのが楽しくなるし、だんだんとコツもわかってきてレアなポケモンを集められるようになった。
彼がいたら、絶対一緒にわいわいやっていただろう。
のんびり田舎道を歩いたりしながら。散歩は好きだったし。
そう思うとほんの少し切ない。


そう、彼と私は何をかくそう初代ポケモン世代。
お互いの小学校の頃の思い出を話した時、必ずポケモンの話が出てきたなぁ。
ポケモンの鉛筆を友人同士で転がして勝負していたね、なんて話で盛り上がった。鉛筆の側面に相手にどれぐらいダメージを与えられるか書いてあるのだ。
↑(これがわかる方はおられるだろうか・・・汗)
あとは、ゲームボーイカラーが出てきてそれでポケモンをやったりだとか。
私は赤をしていたなぁ。
彼は・・・何をしてどのポケモンが好きか、忘れてしまった。
もう訊けないと思うと寂しい。ちゃんと訊いておくんだった。


ちなみにポケモンgoを始める時、自分が赤をやっていたことを思い出して、最初のポケモンをヒトカゲにしようとしたが、手が滑ってフシギダネになった。


世間ではブームがある程度落ち着いている。一時期すごかったからね。
私も前ほどはやっていないが、休みの日はちまちまやっていたりする。
でも今は歩くのにあまり適していない季節。
もう少し暖かくなったら、彼といるつもりでいろんなところを歩きたいと思っている。
もちろんポケモンgoも。



ちなみにここから余談。
やっておられる方はわかると思うが、ポケモンgoでは一匹相棒を選択することができる。
私の相棒はゴース(ゴーストタイプのポケモン)だ。


ポケモンgoをやり始めて最初に彼のお墓参りに行った時、私は彼のお墓の前でポケモンgoを起動してみた。
彼のお墓は山奥にあるので、下手したらGPSも届かないんじゃないかと思ったが、それは流石になかった。
無事起動して、何かが出てこないか待った。
山奥だから、望み薄かと思ったけれど。
『何かいたりして・・ゴースとかゴーストとかゲンガーとかのゴーストタイプのポケモン出てこないかな。もしでてきたらそれ彼じゃん。まぁそんなわけないかww』なんて考えていた。


そしたら・・・いた。ゴースが。
普通に彼のお墓の前で。
私は驚きで何か叫んでいたと思う。
「○○!?絶対○○だよね!?」なんて言ってた。周りに人がいなくて良かった。
そして興奮しすぎで写真を撮るのを忘れた。
そのゴースは一回ですんなり捕まってくれた。
それ以来私はそのゴースに彼の名前をつけ、時々強化して大切に愛でている。
もう”彼”とは60kmくらい歩いている。
ゴースを相棒ポケモンにしている人なんて、私くらいなものだろう。
でも何だかそれが彼のような気がして、他のポケモンにする気になれない。
気休めだけど、今でも一緒に歩いている。そんな気がするんだ。

×

非ログインユーザーとして返信する