いつかあなたに逢いたい

2015年12月に6年付き合っていた最愛の彼を喪いました。
正直どう生きていったら良いのかわからないまま・・・今を過ごしています。

雑誌の記事と心境の変化

昨日、髪を切りに行った。

美容院に着き、待ち時間が少しあったので雑誌をパラパラと捲る。


『読者アンケートで発覚!主婦が一番捨てたいのは夫‼』

そんな文字がいきなり目に飛び込んできた。

何の心の準備もできてなかったので、一瞬雑誌を投げそうになった。


少し内容を読んでみると、夫がゴルフ三昧だとか家事育児を手伝ってくれないとか、家に帰ってこないだとか、夫に対する不満が並べられていた。

いや、こんな所に愚痴を並べ立てる暇があるならまず話し合えよ、気持ちを相手に伝えろよ。それとも話し合った結果がこうなのか?なんてことが一気に脳裏に巡った。

悶々とする。


数ヶ月前の私だったら、相手が一緒なだけいいじゃん!夫婦として暮らせることがどれだけ幸せかわかってないの!?ふざけんな!!と憤慨していたと思う。

もちろん今もその思いがないわけじゃない。

相手がいなくなることがどういうことか、きちんとわかっていない人が大半だろう。

「夫婦としての時間」

いらないんだったら私にそれを頂戴、とも思ってしまう。


でも私は結婚をしたことがないから、家庭を築いていくうえでの悩みはどんなものがあるか、伝聞だけで実際に体験したことがない。

それに夫婦と言ってもいろいろな形があり、そこに至るまでの経緯もあるだろう。

だから自分の立場だけからみて否定するのも違うのかな、とは思う。

冷えきってるけど事情があって離婚できない、とか夫(もしくは妻)にあまり思いを伝えられない、っていう夫婦もいると思う。

このことでものすごく悩んでいる人もきっといると思うし。

難しいね。


こんな風に思えるようになったのは、良くも悪くも自分の心が少しずつ変化してきたからかな。

時薬はこういう所にも作用するんだろうか。


私は過ごした時間は短かったけれど、お互い気を遣わず何でも言い合えて、話し合えて、弱い部分も見せ合えた。

そして何より心から愛してた。

そんな彼と会えた私は幸せ者なんだと思う。

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