いつかあなたに逢いたい

2015年12月に6年付き合っていた最愛の彼を喪いました。
正直どう生きていったら良いのかわからないまま・・・今を過ごしています。

モノローグ

『愛なんて知りたくない。


優しさだって欲しくない。


あなたを忘れて生きることが幸せだと説くのなら、教えにだって背きます。


死ぬのはけして怖くはない。


あなたが待っていてくれるから。』



10年以上前の少女漫画の中に出てきたモノローグ。
少女漫画としては珍しく死別を扱っていた。
もしかしたらご存知の方もおられるかもしれない。


このモノローグは子供心ながら、結構印象に残っていた。
そして同じ立場になった今、このモノローグの意味が何となくわかる気がする。


誰にも入ってきてほしくないのだ。私と彼の間に。

勝手に入ってこられて立ち直りを強要されて、彼とのことを過去にされるのが嫌なんだ。

そんなことをされるくらいなら、私は立ち止まることを選ぶ。

彼のことを過去にすることが幸せだと言われたら、私はその道は絶対に選ばない。

たとえどれだけ非難されようとも。

どれだけ痛くて苦しくても。


この世からいなくなることは、本当に怖くなくなった。

むしろいつその時が来るんだろうと待ち焦がれているくらいだ。


待っていてくれるのかな・・これは正直自信がない。

でも待っていてほしい。

両手を広げて「ナナドゴブっ!」て言ってほしい。

私は一直線に飛び込んでいくだろう。

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