いつかあなたに逢いたい

2015年12月に6年付き合っていた最愛の彼を喪いました。
正直どう生きていったら良いのかわからないまま・・・今を過ごしています。

1年前の今日の後悔

2015年11月25日。
今からちょうど1年前。
このブログにも何度も書いたが、この日が彼との最後のデートの日となった。


この日の前日、私は「明日会える?」と彼にメールした。
返事は25日になっても返ってこなかった。夜になっても。
電話をしても繋がらない。
いつもなら、”彼も忙しいんだろうな~。また後日メールするか”となるのに、その日は何か妙な胸騒ぎがした。もしかしたら倒れているんじゃないかと。
どうしても会いたくなった。
そしてアポなしで彼のアパートに押しかけた。
なんだかんだでアポなしで押しかけるのはこの日が初めてだった・・かもしれない。


彼のアパートについて様子をみる。
明かりはついていて、物音も聞こえたので少し安心しインターホンを押す。
「どちら様でしょうか?」と彼の余所行きの声。
「ナナドゴブだけど」と返したら、慌てた様子の彼。
合鍵を使ってアパートに入る。


「ナ、ナナドゴブ!?今日はどうして?」と彼はかなり驚いていた。
「いや、昨日からメール送ってるんだけど。気づかなかった?」と返すと彼は慌てて携帯を確認していた。
その結果・・電池切れを起こしていた。
普段几帳面なのに、変な所で無頓着だ。
私は安心し「もうっ心配したよ。死んでるんじゃないかと思うから辞めてくれる!?」と返した。
彼は「ごめん~ナナドゴブ。でも会えて嬉しいよ。」と言ってくれた。
いつも通りの軽い感じのやりとり。


だけど、
”死んでいるかと思った”・・・・どうしてこんなことを言ってしまったんだろう。
まさかこの10日後に本当に死んでいるなんてね。
私の言葉が言霊となってしまったんじゃないだろうか。
あんなこと言うんじゃなかった。
この1年、何度この場面を思い返して後悔しただろう。


去年の今ぐらいの時間はもう寝ていたな・・手をつないで。
安心してすぐ眠ってしまったように思う。
もっともっと話しておけば良かった。
でもあの日、自分の直感を信じて会いに行ったことだけは良かったと思う。

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