明け方の不思議な夢
久しぶりに夢に出てきてくれた。
過ごした時間はとても短かったけれど。
お互い忙しい中での束の間のデート。
彼は後日大事な試験を控えているという設定(?)になっていた。
一緒に散歩をしていて、彼の家まで行った。
そこでお別れ。
「じゃあナナドゴブ、またね。」と言って家に入ろうとする彼。
「待って」と私は呼び止めた。そして、
「明日も会えない?」と訊いた。
私はこの時何故かわかっていた。
もう彼との時間は残り少ないこと。
そしてその事実は私しか知らないことを。
彼は困った顔をしながら「うーん、ごめんな。しばらくは忙しくなるから。また落ち着いたら連絡するよ。」と私に言った。
私はこの時、悟られちゃいけない!と思って「わかったよ。ごめん。待ってるからね。」と返事をした。
帰り道、1人で泣きそうになりながら歩いているところで目が覚めた。
どういう意味の夢なんだろう。
最初から、彼と私が過ごせるのは6年と決まっていたのか?
あの時物わかりのいい彼女ぶらないで、彼にすがりついていたら、彼の所に逝けたのだろうか。
いくら考えても答えは出ないから、次に彼の夢を見るときは、もう少し長い時間一緒にいたいと思った。