いつかあなたに逢いたい

2015年12月に6年付き合っていた最愛の彼を喪いました。
正直どう生きていったら良いのかわからないまま・・・今を過ごしています。

お彼岸の約束

今日は仕事が終わった後、本当に久しぶりに彼のお父さんに連絡した。
お彼岸の時期に、ご自宅へお邪魔させてもらうために。


電話をかける前、正直ものすごく緊張した。
ご自宅へお邪魔させてもらうのは、納骨前の春のお彼岸以来。
それ以降はずっとお墓だけだったから。
「もう、お墓だけにしてくれ」と言われたらどうしようかとドキドキした。


電話をかける。お父さんはすぐに出られた。
「ナナドゴブさんですか?」と少し驚いておられたような声だった。
新盆に連絡を入れられなかったことをお詫びした後、お彼岸に線香をあげたいことをお伝えする。
「いいですよ。いつでもどうぞ。」
お父さんはこちらが拍子抜けするくらい、あっさりとそう答えて下さった。
本当にありがたかった。
そして嬉しかった。
まだ彼とつながっていることを許されているような気がして。


そして近況を少しお話しした。
何とか仕事を続けていることを伝えると「それはよかった。活躍されているんでしょうね。」と。
ものすごく投げやりで仕事をしている時が多いですけどね・・とは流石に言えなかった。
お父さんやお母さんも、何とか過ごされているとのこと。
まだまだ傷は全く癒えないだろうけど。
少し安心した。


彼の実家に行くことができる。
その約束がされただけで、もう少し頑張ってみようと思えるから不思議だ。
何とかその日まで頑張ろう。

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