いつかあなたに逢いたい

2015年12月に6年付き合っていた最愛の彼を喪いました。
正直どう生きていったら良いのかわからないまま・・・今を過ごしています。

目覚めた時間の意味

昨日は心身ともに疲れ果て、ちょっと休むつもりでベッドに寝転がったら本当に眠ってしまった。
いろいろごちゃごちゃと夢を見て(内容は覚えていない)、目覚めた時間が4時32分。
彼が「ご臨終です」と言われた時刻。
この時刻ぴったりに目覚めるのは久しぶりだ。
すぐに寝なおそうかと思ったけれど、すぐに眠りの世界には入れず、何となくぼーっとしていた。


ぼんやりした頭の中でもやっぱり考えるのは彼のこと。
病院のベッドに寝かされている彼。苦しそうな表情の彼。最期の時が近づいており、顔や身体を真っ赤にしている彼。挿管されている彼。そして心臓が止まった瞬間。
次々に思い起こされては消えた。
微睡んでいるせいか、あまり感情の起伏はなかった。
でもどうせ思い起こすなら、元気な時の彼がいいのに・・なんて思った。


そしてなんだかんだでうつらうつらし、起きなくてはいけない時間になる。
準備をしていると一気に現実に引き戻されたようでつらかった。
彼の最期の姿を思い返しているときよりも、何も考えずに作業している時の方がつらいなんて。
つくづく自分は現実から逃げたいんだな、と再認識した。


彼がいなくなった時刻に目覚めたこと。
目覚めてすぐに彼を落ち着いて思い返せたこと。
何か彼からのメッセージかと思ったが、その後は特に何もない。
強いて言えば今日の仕事はわりと上手くいったことくらいか。
今日は別に特別な記念日とかでもない。


それとも・・お盆は終わったから帰るよ、という合図だったんだろうか。
仕事がうまくいったのも、いつも見守っているよというメッセージだったんだろうか。
私が覚えていないだけで、夢の中でも何か話したんだろうか。
彼から合図とかメッセージとかを発信しているのだとしたら、それを上手く汲み取れるようになれたらいいのに。

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