いつかあなたに逢いたい

2015年12月に6年付き合っていた最愛の彼を喪いました。
正直どう生きていったら良いのかわからないまま・・・今を過ごしています。

母親の言葉

「将来、結婚しないの?」
いろいろ話をしていた時、そう母親に言われた。
「しないよ」
私はそう答えた。
「えっ、しないの!?」
「今は多分そんなことは考えられないと思うけど、ずっと一人になってしまうからそのこと(結婚すること)は選択肢として頭の隅に入れてほしい」と言われた。
私は答えられなかった。


結婚・・・か。
そりゃしたかったよ。大好きな人と。
一緒に暮らしたかったよ。彼の姓を名乗りたかったよ。
彼に看取られたかったよ。
でもそれは私がどう頑張っても叶わないんだから。


母親の言っていることもわからないわけではない。
私は将来、何か合った時も一人で乗り越えなくてはいけない。
心を本当に許せる人はもうどこにもいない。
つらい時、苦しい時、誰か傍にいてほしいと思っても誰もいない。
親は自分がいなくなった後、それが心配なんだろう。


確かに一人は寂しい。つらい。
でも好きじゃない人と結婚するくらいなら、一人の方が全然マシだ。
私は今でも彼のことを愛している。
親不孝かもしれないけれど、この気持ちだけは譲れない。

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