いつかあなたに逢いたい

2015年12月に6年付き合っていた最愛の彼を喪いました。
正直どう生きていったら良いのかわからないまま・・・今を過ごしています。

8回目の月命日(1)

今日は有給を申請し休んだ。
本当は毎月4日は休みたいが・・・そんなわけにはいかない。


今朝、夢に彼は出てこなかったが夢の内容は覚えていた。
私が念力を身につけて、手に触れずに物を持ち上げることができていた。
でもまだコントロールがつかず、練習しているという夢。
変な夢。というか念力なんていらないから、彼がみえる様になってくれたらいいのに。


昨日からやたらと彼と一緒に食べた海鮮丼が頭に浮かんできていた
なのでお昼から彼と一緒に行ったことのある和食店に行こうとしたが、少し遠いため今から行くと営業時間に間に合わない。
午前中、ぐずぐずとしていないでもっと早く準備しておけば良かったと、自分自身の愚鈍さに腹をたてながら出かける。
それでも気分は和食だったので似たような店を探し、食べた。
値段はそこそこしたが、かなり美味しかった。
本来行こうとしていた和食店には、後日きちんと計画をたてて行こうと思う。


その後は彼と海沿いをひたすら突っ走るエアドライブデート。
晴れていて本当に良かった。
抜けるような青空に、キラキラと波間が輝いている海。
「見て!かもめが飛んでるよー」とか「海岸から離れた所に岩があるよ~あそこまで泳いで行けるのかな~」とか「かわいいお店があるよ」とか助手席の彼の写真に語りかけながら運転した。
返事はもちろんない。わかっているとはいえ、ほんの少し寂しい。


初めて走った道もあって、新しい発見もあったりして。
彼の好きな昔ながらの家が並んでいるような場所も走ったりして。
これを彼と共有したかった。いや見えないだけで助手席にいたんだと信じよう。
心穏やかに、気持ちよく過ごせたから。


この後、彼のお墓に向かった。
少しだけ緊張していた。
会えるかもしれないという気持ちと、現実を突きつけられる恐怖。
その両方があった。

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