彼と海と梟と
数日振りの更新。
昨夜、久しぶりに彼が夢に出てきた。
どこかわからないけれど、石でできた階段を上がっていく。
彼も車椅子のはずなのに、何故か一緒について来れている。
階段の先には展望台。
そこから、ものすごく綺麗な海と街が見えた。
そして何故かかもめではなく、一羽の凛々しい梟が飛んでいる。
展望台の手すりにはモンシロチョウが2匹とまっていた。
そしていきなり場面が切り替わって、どこかの部屋。
そこで彼と2人きり。
言葉を交わすことは少なく、ぎゅーっと抱きしめられた。
久しぶりに感じる彼の体温。
嬉しかった。本当に嬉しかった。
そこで目が覚める。
前みたいに絶望することはないけれど、もう少し夢が続いてくれたら良かったのに、なんて思った。